文学少女は染められる3

つまり、そういう事です。

本作品においてサトルの凛に対する呼び方は重要な要素である。
彼女に対する呼び方は1.2.3を通して「凛」と「リン」の2つがあります。

では、その2つにはどの様な違いがあるのだろうか賢者タイムの頭で考えていこうと思う。

2つある呼び方、それはサトルがヒロインに対して心の距離ができてしまった結果であると考えられる。
「凛」呼びの時は彼が幼馴染の凛に対して昔と同じ様に接している時である。
一方、「リン」と呼ぶ際には彼女に対して違和感や不信感の様な物を無意識の内に感じていたのではないだろうか。
この呼び方の変化は2作目のデート中から特に顕著に表れている。
不審な行動が目立つ彼女に対して「リン」と呼び続けるサトルであるが、クラゲのキーホルダーを渡す際には「凛」へと戻っている。

本作においてサトルが明確に彼女を「凛」と呼んだのは4回である。
一回目が冒頭の待ち合わせ場所に彼女が表れたシーン。
二回目は自分にとって彼女はどういう存在か昔の事を思い出しながら考えたシーン。
三回目はビデオ通話に彼女が映ったシーンであるが、これはあまりの光景に頭が真っ白になった結果であると表情から推測する。
そして、四回目は失意の中で彼女に対する恋心を自覚したシーンである。


…では、最後のシーンで「凛」と呼んだのは誰かという問題について。

彼を先輩であると考える人が少なからず居るようだが、私は違うと断言する。

これまでもこれからも彼女を好き放題できるはずだった先輩。そんな彼がたった一度拒否されただけであれ程悲しそうな顔をしたのである。
あれは決定的な失恋をした男の顔である。そんな彼が彼女の前にのうのうと現れるとは私にはどうしても思う事ができないのだ。

エロ漫画としても普通の漫画としてもGood

ぐれもす先生の大好きな作品の3作品目ということでかなり期待してました。
エロ要素もバッチシ盛り込まれてて大満足だったのですが、ラストの涙のあの一コマに感動しました。絵がうますぎる。
間男である大須賀先輩にも人間味というか若さを感じたし、ある意味ヒューマンドラマ的な読み方もできたので、人生で1番のエロ漫画と言っても過言ではないです(個人の意見)

感動した

エロ漫画なのに切ない秋風のような表現が多く見られた
あと主の絵が上手くなっていたンゴ
りんちゃん幸せメス豚になるんザマス！
みずかけっちとサトルの寝取りも見たかったンゴ

たったひとコマの先輩の目で、全てが逆転した

サトル…おまえ目が入るとそんなにイケメンだったんかい…話が違うよ…
チーズじゃないって…はっきりわかんだね…
そういえば…元々振る舞いはイケメンだったわ…
多分ち⚪︎こもでかいし…先輩…勝ってるとこひとつもないよ…
そうか…これはずっと好きだった後輩の女をイケメン幼馴染に取られた先輩の物語だったんや…

シリーズ通して3がいちばん良いのかよ！

最後の展開に関して、先輩が来るフラグ立ってません！？
1と2ではサトルは「凛」呼びだったけど、今回はずっと「リン」呼び。対して先輩は「凛」

さらにラストシーン直前に花が散るカット。
サトルエンドであれば、花が散りかけるという匂わせにするでしょう。
散りかける ところに来る→サトルエンド
散る→先輩エンド

報復が怖いという描写もありましたが、「報復が怖い」のであって先輩自体を恐れてたわけではない。
「報復」というのもそもそもサトルを想ってのことならなおさらサトルを諦めた凛ならもう怖くはないのでは。

ので、先輩エンドに1票！
これだけエンドに関してだけでもコメントが付くというのはそれだけ感情が揺さぶられてる証拠なので、良い作品ですね。
個人的に子どもを電マでイカせるくだりはめちゃ好きです。
あの子どもが大きくなってntrの竿役に再登場する日を待ち侘びてます。