事業概要
国内第3位の大きさを誇る福島県は、山の幸と海の幸に恵まれた素晴らしい地域です。福島県の果物は全国的にも有名で、くだもの王国福島の名を全国に知らしめてきました。しかし、東日本大震災による原発事故で多くの放射線が福島県に降り注ぎ、一時は県外産を買い求める姿が多く見られました。現在は徹底した線量検査により他の県の産物と変わらない、もしくはそれ以上の美味しく安心・安全な農産物となっているにもかかわらず、未だ「福島産」というだけで敬遠されている現状は払拭できません。福島県の未来を担う子ども達が自ら福島のソーシャルストックを認識し、食のありがたさを知り、県外に発信することで福島県の風評被害払拭の一助になることを目的とし、福島県教育庁「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」の補助金を受け開催する事業です。
対象
福島市および近隣にお住いの小学校5・6年生 20名
下記、全6回の回に参加できるお子様
参加費
1人5000円(全6回分・食材費・保険料・旅費込)
全体スケジュール
全監修/福島大学 経済経営学類 国際地域経済選考
小山良太 農学博士
10月22日(日)13:30〜13:55
オリエンテーション(参加児童・保護者対象)
場所/福島市市民活動センター(チェンバおおまち)
第1回 10月22日(日)14:00〜16:00
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を知る〜
場所/福島市市民活動センター(チェンバおおまち)
講師/福島大学 経済経営学類 国際地域経済選考
小山良太 農学博士
東日本大震災以降を含め、小山良太ゼミ教授より、福島県の米づくり。農産物の経済や流通、6次産業等について学びます。
(是非親子でご参加下さい!)
第2回 10月29日(日)7:30〜18:00
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を体験する〜
場所/とまとランドいわき・アクアマリンふくしま
農産物(トマト)の収穫体験や、食となる魚について学び、さらには食ということは「命」をいただくものだということを学びます。
7:30 福島駅西口出発
10:00 とまとランドいわき着 トマト狩り体験
11:00 里山ファーム見学(とまとランドいわき)
12:00 昼食
13:00 アクアマリンふくしま着〜食と命〜
・かつお節を削って出汁を作って味わってみよう
16:00 いわき出発
18:00 福島駅西口着 解散
第3回 11月11日(土)14:00〜16:00
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を考える〜
場所/福島市市民活動センター(チェンバおおまち)
[前半]
震災後から関東方面に福島の農産物や食を伝え、ご飯のおとも「うまくて生姜ねぇ!!」のヒットを生み出した実体験をお話しします!
講師/吾妻食品 専務取締役 佐藤弘一氏
[後半]
福島県産を使ったレシピ、県産豚の紹介。第5回で実際に作るレシピを考えてみる。
第4回 11月23日(木・祝)11:00〜16:00(予定)
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を食べる〜
「ふくしま・かわまた米コンテスト」に参加!
おいしい米づくりに取り組んでいる生産者のお米を、「卵かけご飯」で試食して最終審査!
協力/福島大学おかわり農園(小山良太ゼミナール)
場所/アオウゼ
第5回 12月17日(日)10:00〜12:00
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を作る〜
場所/アオウゼ 調理室
子供達が考えたレシピから実際に作ってみる。
作った料理はお父さんやお母さんにも食べてもらおう!
第6回 2月4日(日)11:00〜17:30(現地販売時間)
※計画時と日程を変更させていただきました
こじはん隊が行く〜福島の「おいしい」を伝える〜
場所/日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)
・子供達が考えたレシビをレシピカードにして配布します。
・活動紹介パンフレットなどでのPR活動
・レシピ試食ふるまい(先着100名)。
・小山良太ゼミナールの皆様とのお米の販売。
・芋煮とおにぎりの販売(福島大学)
こじはん隊とは
「こじはん」とはふくしまの方言で、おやつや軽食を意味します。本事業では、おいしいものを追求するこどもたちを「こじはん隊」とし、「食べて!」=あがらっしゃいと福島県外へ伝える伝道師として担ってもらいます。
協力
福島大学、桜の聖母短期大学食物栄養専攻、公益財団法人福島県観光物産交流協会、吾妻食品(予定)
後援
福島市教育委員会・毎日新聞福島支局・福島民報社・福島民友新聞社・福島カラー印刷
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